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実験室
概要
実験室の特徴
JRR-3放射化分析室
2.実験室の特徴
JRR-3で照射した試料の実験のために、JRR-3実験利用棟に実験室が2室用意されています。この実験室は、原子炉施設の一部として設置され、実験対象がJRR-3 で 照射された試料に限られるので、放射性物質の取扱いは「炉規制法」の原子炉の設置、運転の許可に基づき実施されます。なお、この実験室においては核燃料物質に関しては使用の許可を得ておらず実験に用いることはできません。
JRR-3実験室
1)実験室1
実験室1には、JRR-3の気送管(PN-2)の取り出し口が設置されている開封用フード(フード2)及びスクラバー装置を装備し、酸処理を含めた化学操作の可能な化学フード(フード1)が設置されています。 この他、試料乾燥器、電子天秤が設置されており、照射前の試料調整から、照射後の開封、化学処理、密封化処理まで一貫した操作ができるよう整備されています。特に気送管の取り出し口がフード内に設置されているため比較的短時間で照射後の試料が取り出せるため、半減期が分オーダーの核種に対し対応できる設備となっています。
フード1
フード2
実験室1
2)実験室2
実験室2には、オートサンプルチェンジャー付きの放射化分析装置が2台設置され,放射化分析をはじめとする放射線測定ができるようになっています。No.1放射化分析装置は、手動操作によって大型試料 (直径15cm,高さ15cm)が測定できるようになっており、特殊な形状の試料にも対応できます。No.2放射化分析装置は、ロボットを使用したオートサンプルチェンジャーで最大40の試料を自動測定することができ、手動による測定も可能です。
実験室No.1放射化分析装置
実験室No.2放射化分析装置
※JRR-3共同利用実験室配置図(PDF)